2008-12-27 蕨、戸田、川口、鳩ケ谷の古を探る 考古・歴史 #埼玉県 鳩ケ谷の古を考える 三ッ和遺跡第4次調査出土状況図です 調査地点は、かく乱部分が多かったのですが、奈良・平安時代を中心とした小穴・土坑・井戸跡が研出されました、第1号井戸跡からは、平安時代と推定される曲物の底板が出土しました、普通であれば腐ってしまうこのような木製品は、三ッ和遺跡が地面を1mも掘れば湧き出すように地下水が豊富な低地性遺跡であるがゆえの出土品といえます また、これまでの三ッ和遺跡の調査では、いくつかの時代の遺構や遺物が重複していますが、この調査地では、奈良・平安時代以外の遺構や遺物は検出されなかったことは珍しいことです