蕨、戸田、川口、鳩ヶ谷の古を探る
《川口グリーンセンターから川口ジャンクションへ》
ー 縄文時代の谷筋を探し歩く - 2
◇ 谷の範囲
谷の範囲は、ほぼ、西は安行領根岸の妙蔵寺ー道合の大徳寺ー道合坂上の辺、北は東京外環自動車道のすぐ北側の神戸辺、東は122号線の西新井宿・里辺、南は現在の芝川沿いの大型ゴルフバッテイング場、大型ショッピングセンターなどに囲まれた区域です、そして、中心部に位置するのがグリーンセンター・川口市立医療センターです
云わば、”グリーンセンタービックバレー”とも云える、大きな谷跡です、縄文時代には芝川辺りから東京外環自動車道北側の鳩ヶ谷台地の丘陵の裾や、丘陵のあいだ辺りまで海水が入り込み、入り江のようになっていたのでしょう、時代が降るに従い海水が後退し、谷状となって芝川辺りに下っていたのだと思われます
一帯の周辺部はかなり開発・整備され、段々にその面影が失われ始めていますが、川口ジャンクションの下あたりは、まだ縄文の匂いが残っているようです
しかし、古を探し歩くについて、まず、周辺の開発・整備された道を訪ね歩き地形を考察し、それから川口ジャンクションの下あたりのまだ縄文の匂いが残っている核心部に入るのが判りやすいと思い周辺部から見ていきます
まずは、芝川に架かる上根橋からたどります