2011-09-07 蕨、戸田、川口、鳩ヶ谷の古を探る 考古・歴史 #人類学と考古学 ◇ 蕨の歴史ー１７７ 攻撃は大手（西南部）、新典輪（南部）、搦手（からめて）の３方向から行われ、その日に城下町・外典輪及び二の丸・三の丸を押し破られ、城兵も多数が討ち取られ、わずかに本丸を残すのみとなりました、残余の城兵も「城中然るべき者は大略討死候て、残る者は町人・百姓・其外妻子の類迄に候」という衰勢ぶりでした、討ち取られた城兵の首は１千余、そのうち岡本良勝が百余の首を討ち捕るという激戦ぶりでした 中１日おいた５月２２日、頑強な抵抗を示した籠城軍も、妹尾らを頼みとする城将多数を失い、士卒の死傷者も多く急激に戦力を喪失しました、抵抗もこれまでと判断した宿将伊達与兵衛は本丸櫓から傘を掲げて降伏を乞い、使僧を出して和平交渉に当たりました、当時城内にいた平林寺の泰翁、長徳寺の寒松、養竹院の元麟、岩付知落庵の東校らは城を脱出しました
