2009-10-08 蕨、戸田、川口、鳩ヶ谷の古を探る 考古・歴史 #人類学と考古学 川口の古を考える 小谷場貝塚(大字小谷場1002)と大谷場貝塚(浦和) [3] 縄文時代の関東地方、大宮台地鳩ヶ谷支台などは海進により、台地のかなり奥まで谷状の海が入り込んでいました、海際には漁労、狩猟、採集を中心とした貝塚文化ともいえる豊かな生活があったようです、川口市には土器標式として認められている”安行式土器”の出土している猿貝貝塚の他に、小谷場貝塚、石神貝塚、精進場貝塚、新郷貝塚、宮合貝塚、赤山貝塚などの多くの貝塚がありました しかし、縄文後期末以降、海退と共に、この文化にも末期的様相が見られ、その終焉と共に弥生時代へと移行して行きます